LEICA ライカ Ⅲc 3c 段付き 1943年 戦中型 Kシャッター幕（LeicaShopくらもちOH済）

★LEICA ライカ Ⅲc 3c 1943年 段付き 戦中製造品

美品、LeicaShopくらもちOH済（整備票付属）、Bキャップ付

ご覧いただきましてありがとうございます。

希少な戦中のライカⅢcになります。元は寒冷地仕様のKマークシャッター幕ですが、戦中は軍用のボディに多く採用されました。

シリアルナンバーは#392375で1943年製造の戦中製造になります。

Kマークのスタンプされたシャッター幕が使用されたⅢcはボールベアリング（Ｋｕｇｅｌlａｇｅｒ）使用のシャッターが搭載されています。

宇都宮のLeicaShopくらもちにてOHを受けている個体です。2017年3月に上がってきたばかりで、OH後の使用はありません。

あえてKマークシャッター幕は交換しないでいてあります。
恐らく大丈夫とは思いますが、万一光線漏れなどがあっても補償外となりますので、予めご了承くださいませ。
（幕を交換してしまったら価値がなくなってしまうので(^_^;)）

Ⅲcは1940年～1951年、134000台製造。

第2次世界大戦中から戦後にかけて作られました。

1943-46年の390001～397650番の7650台の中に軍用ライカが含まれます。

本個体は軍用ではないようですが、希少な個体と言えます。

Ⅲb型との違いは、距離計のみならず内部のフレームもダイキャスト形成しています。

戦争中で優秀な人材が軍需に抜けたため、職人技のいらない精度の高い部品が必要だったためでもあります。

このダイキャストボディーのおかげで、高さが2ミリ、横幅が2．8ミリ大きくなりました。

これまでの革ケースや、ライカピストルなどのアクセサリーが使えなくなりました。

また、トップカバーのシャッターダイヤルは今まで1/1000からBに設定するには隣り合っているのに、ぐるっと逆方向に一周近く回さなければならなかったのですが、

Ⅲcではシャッターダイヤルがエンドレスに回転します。

良個体のなかなか見つからないモデルですが、この個体はOHも完了しており、大変良状態をキープしています。

お探しでした方は、ぜひこの機会にご入手下さい！

※写真のレンズは装着例です。本出品にレンズは含まれません。

常時防湿庫保管いたしております。

状態は非常に良好です。

写真でご覧のように使用感もあまり感じられず、金属部に傷みやサビ、腐食はありません。

目立つ大きなアタリ・キズもありません。（画像・動画参照）

ビューファインダー（画角窓）もカビ・汚れなく、

気持ちよくクッキリ見えます。

レンジファインダー（距離窓）もカビなく、

クモリ少なくピント合わせに難はありません。

他状態は以下↓

ガタ・ネジつぶれありません。

グッタペルカの浮き・剥がれありません。

ファインダーバルサム浮きありません。

二重像縦ズレありません。

各操作部、ツマミ、大きなガタや狂いありません。

シャッタースピード安定して正確です。

シャッター幕に汚れ・破れありません。

内部にサビ・汚れ・カビ・カビ臭ありません。

現商品の写真をできるだけ載せましたので

どうぞご覧くださいませ。