ライカ博物館「ライツパーク」へ
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ライカの故郷 ドイツ・ヴェッツラー紀行
こんにちは、ステレオカメラの饗場です。
ライカファンの聖地のひとつ、「ライツパーク」は2014年にオープンしたばかりの
ピカピカのライカカメラ新社屋であり、本社工場です。
ここでライカカメラの、新モデルのお披露目やイベントがあったりするので、
報道やネット記事で目にする機会も多いと思います。
ヴェッツラー駅や旧市街とはちょっと離れたところにありますが、
ヴェッツラー駅前のバスロータリーから直通のバスがでています。
↑ヴェッツラー駅前。ここからバスが出ています。
歩くのはちょっと大変な距離なので、バスまで時間がありすぎる場合はタクシーをおすすめします。
ライツパークはその名のとおり、敷地が公園のようになっていて、
工場の一部が公開され、いつでも誰でも、オープンに見学できるようになっています。
そして歴代のすべてのライカカメラやレンズも
ウル・ライカから最新機まで歴史順にズラーリと展示され、
さながら「ライカ博物館」の様相となっているのです。
(僕はここで初めて、発表されたばかりのLEICA SLを見ました。)
↑ご婦人の工場スタッフさんがレンズの研磨を行っていました。
工場内と見学通路を隔てるガラスに、作業の説明ムービーが映し出される仕組みになっています。
↑ここはガラスの手前のタッチスクリーンを操作して解説を見ることができます。
もちろんドイツ語なので説明文はさっぱしわかりませんが(笑)
なんとなくどんな作業をしているかは映像でわかる感じです。
↑工場内を見るガラスの反対側に、歴代ライカが展示されています。
バルナック・ライカから、M型、R一眼、S型、それぞれのマウントのレンズまでが整然とギッシリ並んでいます。
見ていろと言われれば何時間でも眺めていられそうです。
↑こちらは壁に描かれたライカ社の歴史年表。
歴代の広告・カタログ表紙なども見ることができます。
↑こちらの工程では、半ば完成したカメラの性能をチェックしているらしいです。
このときテストしていたのは、金ピカのゴールドに塗装されたデジカメで、
何らかのプレミアムエディションのようでした。(よくわからなかった。。)
↑ここではノクチルックス1:0.95/50 ASPHの実物が触れるようになっていました。
(もちろん固定されています!)
1本100万円以上するレンズですね。。。( ゚-゚)トオイメ
↑1Fロビーでは常に誰かしらの写真家のフォト・エキシビジョンが行われているようです。
↑クリスマスツリーの下には、リボンにくるまれたいろんなライカボディやレンズの箱が…、
こんなプレゼントほしい!
↑スタッフでもビジターでも利用できる食堂。
今回は利用しませんでしたが、なかにはギャラリーもあるみたいです。
じつは建物の中は、見学できるスペースはそんなに広くないので、
意外とはやく見終わってしまうかもしれません。
しかし!
ライツパークにはここでしか買えない、
グッズショップもあるのです!
↑グッズに目がくらんで、あまりここで写真撮ってませんでした。。。すみません。
ライツパークのグッズショップでは、現行モデルのライカカメラやレンズはもちろん(ライツパークモデルもある!)
Tシャツ、キャップ、シャッターボタンなどのアクセサリー、
デジカメ用のUSBアームバンドやエコバッグ(?)などが購入できます。
自分用とお客さま用に買い込みました^^。
↑ヴェッツラー旧市街へ向かうバスを待つ間、
建物の外にある「ライツカフェ」へ。
ライツパークの周りには何もなく、山の中にぽつんと現れる印象ですが、
この静けさのおかげで、
「ここに来たんだなあ…」
という実感をしみじみと感じさせてくれたのでした。
ステレオカメラ
饗場靖史
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